今回で第11回目を迎えた冬のテニスキャンプである、「allout」は様々なプログラムによって、すべてのジュニア選手が、体力と知力を全力で出し切れる環境を目指して取組を推進しています。
なぜ「allout beat 2015」 なのか?
allout ZERO1で感じたこと今夏に開催されたショートテニスキャンプ「allout ZERO1」は「ゼロからイチを生むチカラ」をコンセプトとして日本の9都市で開催しました。このキャンプは、はじめの一歩の大切さを伝え、後押ししていくキャンプであります。ストーリーに基づいてプログラムを進めていくことにより、二日間のキャンプでありながら、新しい「気づきと発見」がありました。
allout beatのコンセプトそして今回バンコクで開催される「allout」では「beat」という新たなコンセプトからなる名前が付け足され、鼓動(感じる)、激しさ、テンポ良いプログラム、そして自分に打ち勝つ。沢山の方法論を学べるキャンプを目指します。
「気づきと発見」を継続し集中力の高い状態でプレーすることによって成功率が高くなり、上達スピードをより加速することが可能となります。そして選手の理解をより多く、深くして頂くためにも、プログラムは二週間を通してストーリーに基づいて実行されます。
2週間を通してストーリーに基づいて学びますこのテニスキャンプでは2週間を通して、大きく3つのステップに分けスケジュールを組み、トップアスリートとして必要な資質を学びます。
1.戦術に必要なテクニックのワークショップ
2.テクニックの反復、及び戦術にあてはめる
3.戦術のアウトプット
新しい発想や気づきを得てから技術を学び、戦術としてアウトプットできるまで、2週間という期間は最適であります。日本では2週間を通してテニス漬けというのは、なかなか実現するのは難しいものです。 その為に海外で交通の便が良く、時差などの影響を受けづらいバンコクは集中してテニスを学ぶには最適な環境であります。
素晴らしいテニス環境一年中が常夏のバンコクですが、その中でも11月から数ヶ月間は乾期が始まり雨が殆ど降りません。また気候の利点だけでなく、とくにアジアの中でもタイは文化や宗教の価値観が日本に近い、英語や日本語も比較的通じ易いと、食事も美味しく、素晴らしい環境あります。そして近年タイのテニスも世界に引けを取らないくらいのレベルも充分に上がってきておます。
低年齢の選手は、 まずアジア遠征を!
低年齢の選手、または「海外遠征には行ってみたいけど、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアだとまったく想像がつかない」と思われている方がとても多いと思います。 allout challengeではプログラムだけではなく、タイならではのホスピタリティーも魅力の一つであります。 そんな年齢、レベルの選手にも最適なキャンプです。 その為、あまり期間を取れない中、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアに行くよりも、時差や距離の影響を受けないタイは最適な環境であります。
alloutの5つの特徴
アタマとカラダの汗をかくのがこのキャンプの特徴です。
1.明確なコンセプトに 基づいて取り組みます。プレーヤーとして、人としての資質を高める事がとても大切であります。明確なコンセプトを決め、一つもブレることなく、それに向けて取り組んでいきます。我々は身体を鍛え、 テニスの上達だけを目指すのではなく、スポーツを通して沢山の要素を磨き、選手たちの能力を引き出せるよう健全な育成を常に心がけております。
2.創造性と想像性を 高めますallout challenge の特色は、映像を見てイメージを固め、自分のプレーに反映させることであります。通常はプロジェクターを利用して、各シチュエーションにおける映像を見ることによって、どの技術が、そしてなぜ必要なのかを理解しそしてイメージを固めそしてオンコートに入るようにします。
3.戦術プログラムを体系化しています「50の戦術」として体系化されたプログラムは感覚的ではないので、とても取り組みやすいのが特徴です。本来、テニス事情やコート環境によって、選手は、自然と身につけ自動化できるものですが、その様な環境 (例:クレーコート、沢山のATP、WTAの試合を見られる環境) を維持することはとても困難です。プログラムを体系化することによって、より戦術を具体的に取り組むことができるようになり、また、戦術に必要なもの以外は取り組む必要がなくなります。
4.トップアスリートとして国際的感覚を養います日本と違った環境であるため、日頃感じない、気づかないことを感じ、異国での感性が磨かれることにより、グローバルスタンダードである国際感覚が身につくようになります。集団生活に必要な挨拶やテーブルマナーはもちろん、、自主性、協調性、そして感謝することなどトップアスリートとして必要な資質を、テニスを通じて学ぶ事が出来ます。
5.選手強化だけでなく、スタッフ育成にも繋がります。選手だけがトレーニングをするのではなく、引率されるコーチにもオンコートに入って頂いております。その為、いつもと違った視点からのコーチング指導に触れることができます。コーチ自身のテニスの向上につながり、そして指導に反映させ指導の幅が広がるようになります。
50の戦術とは
戦術を体系化すると学ぶ技術が明確になる
ディフェンス、ニュートラル、 オフェンスと大きく3つのシチュエーションに分け、試合で必要とされる戦術を50パターン抽出し、体系化しました。
ディフェンス、ニュートラル、 オフェンスと大きく3つのシチュエーションに分け、試合で必要とされる戦術を50パターン抽出し、体系化しました。
戦術を学ぶ大切なポイントは各シチュエーションにおいて最適な戦術を選ぶこと技術の習得とはかならず戦術に必要な技術の習得でなければ、どんな技術を学んでも意味がありません。勿論戦術も試合で使わなければ意味がありませし、試合も勝たなければ意味がありません。勝つことも年間を通して勝たなければこれまた意味がなくなってしまいます。 その為にも、
コンシステンシーな プレーヤーを目指します年間を通してコンスタントに勝つためには「Consistency:堅牢」なプレーをする必要があります。コンシステンシーなプレーをするためには、武道で言う「型」団体スポーツで言う「セットプレー」が必ずベースになければなりません。
戦術は自然と使っているものその為にも各シチュエーションで最適な戦術を意識的に選べるようにする必要があります。レベルは問わず、体格も問わず、年齢も問わず、早いうちから戦術の練習に取り組むことによって意識的に戦術を用いるプレーヤーに育ちます。
インフォメーション
期間2014年12月24日(水)~2015年1月5日(月) 13泊14日
2013年12月23日(火) 集合
対象
ジュニア選手、及び 一般競技思考者・・・ ITF・フィーチャーズ、JOP、 学生トーナメント、ツアーリングコーチ志望者
費用
2 週間 ¥ 194,000 1週間 ¥164,000 6泊7日
・ テニスプログラム ・ コンディショニングプログラム ・ マッチ練習 ・ 宿泊 ・ 食事 ・ 空港送迎
宿泊先
Kiarti Thanee Country Club 199-200 Moo 5, Bang na-Trad Road, Km. 29 Bangboh, Samutprakarn 10560 Thailand.
TEL +(66) 2707-1700-9 FAX +(66) 2707-1710-11
※第1次申込を締め切りました。
今後のお申し込みの方は、ウェイティングとなりますので、ご了承下さい。
ウェイティングの方は、第2次申込を受付した際には、優先的にご連絡を差し上げます。(10/6)